天狼星菓

徒歩5分のところに図書館と映画館とカラオケが欲しい

「君の部署はのんびりできていいよね」

 タイトルみたいなことを言い放たれたとき、言いようのないモヤモヤを感じた。

 

 たしかに、営業活動に追われている部署に比べれば、時間はゆっくりと過ぎるのかもしれない。営業支援が主な私の部署は、目に見える数字が出ない。でも、私は、同じ島で働いている人たちが、どんなに仕事ができて、そして真剣に向き合っているか、知っている。私だって、つらいときもあるけれど、明るく振舞っている。

 

 営業さんだって、どんなに忙しいか、いつも残っているのを知っているから、彼女の言い分だって分かるのだ。

 

 自部署のことを思ってうまく言い返したい自分と、営業さんの気持ちを慮って正論だと思う自分とでせめぎあう。

 

 で、どちらの自分が正しいのだろうと思っていたときに、ふと思いついた。悪いのは、会社の仕組み、つまりシステムなんじゃないかと。

 

 営業が疲弊して、営業支援する部署を憎む仕組みを構築している時点で、画期的な考え方なんて生まれない。ましてや、新商品を生み出すなんてもってのほかだ。

 

 現行のSFAシステムが糞なのは、目に見えてわかる。今、新しいものを選定中らしいけど、どーなることやら。

 

 だから、私にできることを。もっと、もっと勉強しなければ。

 

 誰もが楽に仕事ができて、余裕のある会社にしたい。仕事のボヤキじゃなくて、仕事の希望を語れるような場所にしたい。このブログは、そんな私の勉強の記録である。