【書評】月30分で即完了! 簡単家計簿術♪
こんにちは、アヲノ旗です。先日の記事で貯金をしたいなーと思っている旨を書きました。
今月の給与振り込みに関する手続きは締め切ってあったので、(定期預金という形では)来月の給料分からになります。
さて、貯金術の本に興味を持つようになった、とも書いていました。今回読んだのは、野瀬大樹+野瀬裕子著『家計簿をつけなくても、お金がどんどん貯まる!』です。
この本を手に取ったきっかけは「家計簿をつけなくても」という文言があまりにも魅力的だったから。そして、読もう、と思い立ったのは次の言葉を読んだからでした。
「夕方5時から鮮魚コーナーが安いからすぐに家を出なきゃ」とあくせく考えている暇があったら、コーヒーやビールのタバコの量をとりあえず今の半分にしてはいかがでしょうか?
て、手厳しい! けれども、理にかなっています。無理な節約術やもみくちゃにされるセール等に労力を割くのではなく、普段の生活から心がけていかなければならないんですよね。これって、ダイエットも一緒な気がします。何も考えずペットボトルでジュースを買っていたら、太っちゃう。ペットボトル症候群ってやつですね。じゃあ、私のは散財症候群?
この本では、貯金の方法を「初級」「中級」「上級」に分け、さらに「だれでもできる衣食住の再チェック」「ストレスフリーの貯金革命へ」とつながっていきます。
これから半年で実践するのは「初級」から、と決めることにしました。いきなり厳しい制約をつけると私きっとやらないだろうな、と思うので。
では、「初級」の貯金の仕方を見ていきましょう。ざっくりとAとBに分けます。
A 記録&分類
⑴ 毎月末の通帳残高をチェックする
一年間の通帳残高の推移をグラフにして、見える位置に貼っておきます。残高が順調に増えていなかったら、お金の使い方が間違っている証拠。検証が必要です。
⑵ 家計の支出を、「固定費」「変動費」「うっかり費」に分類する
「固定費」…家賃や生命保険の保険料など、毎月金額が変わらないもの
「変動費」…月の使用量で変わってしまうが、大きな変化はないもの
「うっかり費」…食費や日用品、小遣いなど、ハメを外して使ってしまいがちなもの
⑶ 分類別で対処する
「固定費」…変わらないので、毎月記録する必要なし
「変動費」…自動的に記録されるようにする(引き落としなどで通帳に記録が残るように)
「うっかり費」…使う金額を固定する(予算化する)クレジットカードから出さない
B 実際の運用
⑴ ATM月2回ルール
1回目…現金引き出しと家賃などの振り込み(月末)
2回目…通帳記入し、残高を記録(月初め)
ミソなのは、ATMから引き出せるのは月に1回! ということ
⑵ 完全予算制
ちょくちょく引き出してしまうと、用途が分からなくなるので、ATMから引き出せるのは月に1回だけ。
それでも引き出してしまったときは、通帳にその用途を書く
以上が、初級の貯金の方法です。これだけ見ると、完全予算制以外はハードルが低いなあと思えました。うーん、最初にどれくらい自分にお金を与えていいかって、結構考えるのが難しいですよね。だからこそ家計簿をつけるわけなんですけど。
とりあえず、私がやろうと思ったのは
① ATMから引き出すのは月に1回
② クレジットカードをむやみに使わない(使うときは引き落とし用現金を予算から出す)
③ 月末に記帳しに行く
ぐらいですかね!
「初級」なので、あくまで意識低めでいこうと思います。ですが、貯金術の本を読み始めたおかげか、最近は、帰りにコンビニに行くことも少なくなりました。少しずつお金の使い方がうまくなっていきたいなあ。「ストレスフリーの貯金革命へ」の章で紹介されていた「365貯金ゲーム」にもチャレンジしていきたい所存です。
みなさんも、良い貯金の仕方があれば教えて頂けると幸いです! では!