天狼星菓

徒歩5分のところに図書館と映画館とカラオケが欲しい

英語の絵本を読んでみる

 こんにちは、アヲノ旗です。就活サイトに掲載する体験談の執筆依頼が社内で回ってきまして、今日はその提出日でした。人事の方から文章を褒めて頂いて、とても嬉しかったです。頑張って推敲して人と相談して推敲して…と手間をかけた文章だったので、喜びもひとしおでした。

 

 実は今度会社で出している広報誌のライター募集があるらしく、挑戦してみたいなあと思っています。このブログも、文章を書く練習として、たくさん記事を書いていきたい所存です。

 

 さて、今回のテーマは「英語作品を読んでみよう!」です。

 

 大学を卒業してから語学に触れることがめっきり減ってしまったなあと思い、久々にプロジェクトグーテンベルクhttps://www.gutenberg.org/)を開きました。プロジェクトグーテンベルクとは、アメリカで著作権が切れた作品を電子公開している有志のサイトです。有名な本も、探せばありますよ~! 日本だと、青空文庫https://www.aozora.gr.jp/)が有名ですね。

 

 最初はドイツ語の簡単な絵本を~と思ったのですが、探し方をまだ確立していないので、また今度やりたいと思います。国会図書館が調べ方を挙げてくださっているので、ぜひ挑戦してみたいです。

 

rnavi.ndl.go.jp


 プロジェクトグーテンベルクについて調べている最中、「プロジェクト杉田玄白https://www.genpaku.org/)」を見つけました。いわゆるプロジェクトグーテンベルクの翻訳版です。初めて知りました。面白い試み。

 

 さて、脱線してしまいましたが、本日見つけたのがこれ。

 

Baby Chatterbox by Anonymous

www.gutenberg.org

 

 Chatterboxで調べるとおしゃべりな人と出るので、タイトル「おしゃべりな赤ん坊」的な感じなんですかね。(英語離れすぎて分からない)

 


 せっかくなので、最初の作品を手前味噌で訳してみました。


THE NEW BABY.
生まれたての赤ん坊

A new little baby came down from the sky—
生まれたての小さな赤ん坊が空から降りてきた

Came down from the sky in the night.
夜空から降りてきた

A soft little baby, with violet eyes,
紫の瞳の、柔らかくて小さな赤ん坊

Shining, and pure, and white.
光っていて、純粋で、まっしろ

But how did the little new baby get
でも、どうやって生まれたての赤ん坊は

Down here from the depths of the sky?
空の深いところから降りてきたんだろう?

She couldn't have come alone, you know,
君も知るように、彼女は一人では来られない

For she's much too young to fly.
だって、彼女は飛ぶには幼すぎるもの

Oh! the angels carried her down in their arms
ああ! 天使たちが、赤ん坊を彼らの腕に抱えて

From the far-away, beautiful blue;
遠い遠い美しい青から運んできている

Brought her down from the arms of God,
神の腕の中から、彼女を運んできたんだ

A present to me and to you.
私と君へのプレゼントとして

So, you see, we must kiss the baby,
さあ、君も分かるだろう、私たちはこの赤ん坊にキスをして、

And give her a lot of love,
彼女にたっくさんの愛を与えなければ

That she may not need the angels
彼女はもう、天使たちを必要としないだろう

Till she meets them again above.
彼女が天に召されて、彼らと再び会うまでは

 

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 生まれてすぐに死ぬことまで言及するのすごくキリスト教圏っぽいなあと思いました(小並感)

 

 夜空の群青と赤ん坊の白さの対比が目に浮かぶようで、とっても素敵な詩ですね。For she's much too young to fly.(だって、彼女は飛ぶには幼すぎるもの)がお茶目な言い方で可愛いです。

 

 どんな赤ん坊だって、神様の元から、天使たちが大切に大切に運んできてくれたもの。そういう意識って、きっと大事だなあと思うんです。それは自分自身も例外ではなくて。自分自身にキスはできなくても、たくさんの愛なら、与えられるかなあ。そして、それと同じくらい、誰かにキスと愛を。

 

 清い詩を読んで柄でもないことを言ってしまいましたが、たまにはこういうのにも触れると楽しいですね。他のも手を出してみようかなー!

 

 

まよなかのだいどころ

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