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TVアニメ『魔法使いの嫁』でニヤニヤかつほっこりしてしまう件

 こんにちは、はやく暖かくならないかなーと春の訪れの予感にワクワクしております、アヲノ旗です。

 

 さて、今回のテーマは、『魔法使いの嫁』です。遅ればせながら、プライムビデオでアニメを観始めました。

 

 

 

【『魔法使いの嫁』を一言で表すと?】

 

人外×少女は至高!!!!!!! 疑似家族バンザイ!!!!!

 

【登場人物たち】

 

 

 私この場面まだ観てないんですけど! 観てないんですけどももももも!!!!

 

 左側のかわいこちゃんが、「魔法使い」の嫁、兼弟子の羽鳥チセちゃん。いわゆる「人ではないものが見える」体質で、しかも彼らを寄せ付ける体質を持っています。同じような体質を持つ者は、スレイ・ベガと呼ばれています。

 

 右側の骨の人が、タイトルの「魔法使い」である、エリアス・エインズワース。「嫁」兼「弟子」であるチセからはエリアスと呼ばれています。彼は、人でもなく、妖精でもない、自身の出自すらも知りません。ここら辺はちゃんと話が進むにつれ、明かされていくんだと思います。

 

 一見不気味ですが、優しくて良い声(CV:竹内涼太)。囁かれたい。デフォルメが可愛い。変身でいろんな姿(街に繰り出すときは人になったり)になれます。影にも隠れられます。

 

 特異な体質のチセは、家族を失い、親戚をたらい回しにされたり、いじめられたりと壮絶な人生を送っていました。そのため、彼女は、死を選ぼうとします。ですが、とあることがきっかけで、チセは死ぬことなく、エリアスに買われることになります。

 

 人として扱われることはないだろうと達観していたチセを、エリアスは丁重に扱い、魔法の手ほどきをし、彼女のことを「家族だ」と言います。チセは、(それがエリアスの本心だとは分からないけれど)その言葉だけを頼りに、エリアスと少しずつ絆を育んでいきます。

 

 しかし、スレイ・ベガ、つまり、チセの命はあまり長くないことが明かされます。生きたいという気持ちを忘れていたチセは、エリアスや、周囲の人たちと関わっていくうちに、変わっていくのでした…と、いうお話です。

 

 以上、ざっくりまとめるとこんなお話です。

 

【『魔法使いの嫁』のここが好き!】

 

 私、まほよめをプライムビデオで観る前は、もっと殺伐とした話だと思っていました(笑)チセちゃんがエリアスの寝首をいかにしてかくか…みたいな。(殺伐とした話の読みすぎ)

 

 いざ観てみれば、可愛い可愛い疑似家族?のお話でした。

 

 好きポイント① エリアスとチセの可愛い恋愛事情

 

 普段は夫婦感よりも師弟感のほうが強いのですが、エリアスの天然タラシぶりがすさまじいです。

 

 「僕は君をお嫁さんにもするつもりなんだ」「ヤドリギの下ではキスしてもいいらしいよ」とか「君がいないと家が寒いんだ」とか急に言いだすから参ってしまいます。ニヤニヤして観てしまいます。ニヤニヤして観てしまいます!!!!

 

 チセも負けていません。他のキャラから「子作り」についてそれとなく聞かれて意識しちゃうチセとか、自分が消耗すると分かっていながら、エリアスの元に飛んでいかずにはいられないチセとか、もう可愛い以外の何物でもない。

 

 早く結婚して!!!!!


 好きポイント② 「疑似家族」から「家族」になっていく過程

 

 チセもエリアスも、「家族」はいませんでした。チセは母親に「あなたなんて生まなければよかった」と言われた過去があります。エリアスも、自分の出自すら知りません。それゆえに、二人は、自分のことを「何かが欠けている」と思っています。

 

 チセは最初、誰かに頼ること、自分を顧みることが苦手でした。でも、自分を顧みず無茶をしたときに誰かに助けてもらったり、エリアスに怒られたりしていくうちに、大切な感情を取り戻していきます。ワガママを言えない人って、結構居ると思うのですが、そんな人は、最初のチセの気持ち、痛いほど分かるんじゃないかと思います。

 

 誰かに優しくすることはできても、自分に優しくすることって、難しいですよね。エリアスたちとの関りを通して、チセはそれを学んでいきます。もちろん、そんなチセから、エリアスもいろいろなことを学んでいきます。チセはエリアスから魔法と自分を大切にする術を、エリアスはチセから、人間界のことと、自分の感情を表す言葉を教えてもらいます。

 

 そうやって、「疑似家族」から、本当の「家族」へと変わっていく、そんな過程がとても愛おしいです。


【まとめ】

 

 絵も音楽も可愛くて、ニヤニヤできて、ほっこりできて! そして、誰かと誰かが結びついていく物語が、じっくりと描かれています。だからこそ次が気になって気になってしょうがないです。

 

 さみしい二人が寄り添う。それだけで、暖かくなるんだ。

 

 こんな絆を、私も誰かと育てていけたらいいなあと思う、今日この頃です。

 

※原作1話はこちらからお試し読みできます

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魔法使いの嫁 1 (BLADE COMICS)

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